WordPressのアップデートについて
目次
メジャーアップデートとマイナーアップデート
WordPressのアップデート(コアアップデート)には、メジャーアップデートとマイナーアップデートの2種類があります。
メジャーアップデートでは、機能追加や仕様変更、大規模な改修が含まれます。WordPressのバージョン番号でいうと、5.8.1→5.9、もしくは5.9→6.0のように上から1桁目、2桁目が繰り上がるアップデートを指します。概ね4~6ヶ月に一度の頻度でアップデートが提供されます。大幅に変更が加わるため、アップデート時に不具合が発生する可能性が比較的高い傾向にあります。
一方、マイナーアップデートでは、セキュリティ対策やバグ修正など、小規模な改修が行われます。WordPressのバージョン番号でいうと、5.8.0→5.8.1、もしくは5.9→5.9.1のように上から3桁目が繰り上がるアップデートを指します。アップデートが提供される頻度は不定期です。小規模な修正であるため、アップデート時に不具合が発生する可能性は低い傾向にあります。
WordPress保守サービスでは、比較的不具合リスクの高いメジャーアップデートは「手動」で、リスクの低いマイナーアップデートは「自動」でアップデートを実施します。どちらのアップデートも追加の費用はかかりません。
メジャーアップデートの実施頻度
WordPress保守サービスによるメジャーアップデートは、毎月2回の頻度でアップデート有無を確認し、アップデートが提供されている場合は手動で適用します。具体的な実施タイミングとしては、基本的に、毎月1日〜15日の期間に第1回目を実施し、毎月16日〜月末の期間に第2回目を実施します。
※状況により、実施日が前後する場合があります。
また、メジャーアップデートは、事前に検証環境で適用確認を実施したのち、本番環境へ適用しますので、不具合が発生するリスクを抑えられます。
不具合が発生した場合は
メジャーアップデート、またはマイナーアップデート適用により本番環境に不具合が発生した場合は、速やかにバックアップからの復元を行います。
その後、一次調査を行い、不具合の対策案をご提示します。なお、一次調査は無料ですが、不具合対策費用は別途有料となります。バックアップ復元については追加の費用はかかりません。